2015年7月15日にOSのサポートが終了する「WindowsServer2003」。
今は入れ替えの為、新サーバのセットアップをしています。
「壊れてないのに、入れ替え?」って思う方もいるかもしれませんが、サポートが終了したOSを使い続けると危険がいっぱい。
Windows2003をそのままにしてしまう危険性
WindowsXPの時もそうでしたが、OSのサポート期間中に脆弱性が発見された場合、修正プログラムが提供されます。この修正プログラムを適用すれば脆弱性の影響を回避できます。しかし、サポート終了後は修正プログラムが提供されません。サポート終了後も「Windows Server 2003」を使い続けると、マルウェアへの感染や攻撃者の侵入を受ける可能性が高くなります。2012年7月から2014年6月の2年間に「Windows Server 2003」が影響を受ける脆弱性が231件公表され、その内170件は深刻度の高いレベルⅢでした。
IPAが運営する脆弱性対策情報データベースJVN iPediaには、「Windows Server 2003」の脆弱性対策情報が2014年度(2014年4月から2015年3月)49件登録されています。このように、「Windows Server 2003」は発売から10年以上経過した現在でも脆弱性が発見されています。そのため、サポート終了後においても引き続き脆弱性が発見される懸念があります。
OSのサポートが終了すると、たとえ新たな脆弱性が発見されたとしても、修正プログラムが提供されなくなり、脆弱性を悪用した攻撃に遭う可能性が高まります。サポートが継続しているOSへの移行検討と、サポート期間内での迅速な実施が必要です。
《参考》独立行政法人情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/index.html
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Windows2003のリプレース需要の高まりを受けて、PCコンビニでも現在多くのお客様のサーバ入れ替えを実施中です。サポート終了の期限はもうすぐ目の前。できるだけ早い対応をお勧めしております。
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