20150713-02-01

マイクロソフトの表計算ソフト:MS-Excel(エクセル)。業務上お世話にならない日は無い、という方も多いでしょう。とにかくものすごく多機能で、思いつくことは何でもできてしまいますよね。

さてこのExcel、マウスのみを使って使用するのももちろん良いのですが、ちょっとしたキーボード操作(ショートカットキー)を知ってるだけで、作業効率がグンッと上がります。

そんなショートカットキーのうち、普段の操作で最もよく使ういくつかをご紹介します!

コピー、ペースト、カット

定番中の定番ショートカットですが、意外と知らない人も多いのでご紹介。

例えばあるセルをコピーするとき、マウス操作では、セルを選択してからメニューの中の「コピー」、あるいは右クリックから「コピー」としますよね。また、そのコピーしたセルを貼り付け(ペースト)する際も同様に、メニューから「貼り付け」、あるいは右クリックから「貼り付け」とされると思います。

これをショートカットキーでやってみましょう。切り取り(カット)も一緒に覚えてしまいましょう。

  • コピー ・・・ Ctrl + C
  • ペースト(貼り付け) ・・・ Ctrl + V
  • カット(切り取り) ・・・ Ctrl + X

Ctrlキーは、キーボードの左下にあります。C、V、X の各キーも左下に集まっていますので、慣れてしまえば左手のみで操作できます。

右手にマウスでセルを選んで、左手でコピー、ペーストを実行。繰り返して行う必要がある場合は、結構重宝しますよ。もちろん、範囲選択でも問題なし。

ガンガン“コピペ”しちゃいましょう。

全セル選択

シート内のすべてのセルを選択するとき、マウス操作ではシートの左上の角(Aの左、1の上)をクリックすると全選択できます(意外とこれも知らない方が多かったり)。

これでももちろん簡単操作なのですが、こちらもショートカット!

  • セル全選択 ・・・ Ctrl + A

どの位置のセルにいても、上記のショートカットでセルを全部選択できます。便利♪

ちなみに、セル上にある図形をすべて選択したいときは、一つの図形を選択している状態で Ctrl + A でできます。すべての図形をちょっとずらしたいときなどは重宝します。

操作を元に戻す、やり直す

例えばセルを消しちゃった! とか、思わぬ場所に移動しちゃった! といった場合、その操作を取り消して元の状態に戻すことができます。また、取り消した操作をもう一度実行することもできます。

いざというときに大活躍のショートカットがこちら!

  • 元に戻す ・・・ Ctrl + Z
  • やり直す ・・・ Ctrl + Y

これを覚えておくだけで、失敗を恐れずにガンガン操作できますよっ!

範囲の端のセルへ移動

ちょっと言葉では説明がしずらいのですが、今いるセルから「データのある範囲の端のセル」あるいは「次のデータが存在するセル」へジャンプすることができます。これを知ってるだけで、セルの移動や範囲指定がものすごく楽に、スピーディにできるようになりますよ!

  • Ctrl + ↑↓←→

上記のショートカットの操作では、選択しているセルの移動ができます。例えば、いま見ている表の一番最後のセルへ移動したい場合は、「Ctrl + ↓」「Ctrl + →」とすればOK。一番先頭の列への移動は「Ctrl + ←」とすれば、一瞬で移動できます。

マウスでスクロールして移動するの、ものすごく大変ですよね。これを知ってから、本当にExcel操作が楽チンになりました。

ちなみに・・・

  • Ctrl + Shift + ↑↓←→

とすると、その範囲を選択することもできます。これで、例えば必要な行全体を選択してコピー、なんて操作もストレスなく実行できます!

まとめ

いかがでしたか? 書とカットを覚えると、俄然作業効率が上がります。

ちなみに、「コピー、ペースト、カット」「全選択」「元に戻す、やり直す」は、Windows上では共通のショートカットです。Excelだけじゃなく、Wordでも、Power Pointでも、メモ帳でも、ほとんどのソフトで同じ操作が使えます。

ぜひショートカットをマスターして、作業効率を上げてみてくださいね。