20150808-01-01

お客様より新品PCのセットアップ依頼が有り、初期設定とWindowsアップデートを行っていたところ、途中からアップデートに失敗!

原因は、ディスクの容量不足・・・
えっ!Cドライブの領域が合計で15G弱しかないではないですか!

念のためネットで調べたり、メーカーさんに確認したりしたところ、メーカーとしては16G程度のUSBメモリーを用意して、回復ドライブの作製の後、初期化を勧めていると言われました。

いくらタブレット筐体にドック的なキーボード付けたタイプの製品でもパソコンとして売るなら・・・

と言う訳で、お客様に確認後USBメモリーを準備して、初期化したらCドライブの合計が約21Gへ増えましたが、これから通常のパソコンとして使用する事を考えると絶対的に容量不足な気がします。

量販店やインターネット通販で安さだけを求めれば、3万円位でノートパソコンが手に入る時代です。
しかし、安いパソコンを業務用に購入する前に、一度値段の高いものと何がどう違うのかを比較してみることをお勧めします。

比較のポイントとしては、CPUの種類、メモリの容量、ハードディスクの容量等を比較するのが分かりやすいと思います。

参考例

CPUの種類

(Intel)
Core i7
Core i5
Core i3
Pentium
Celeron
(AMD)
FX
A10
A8
A6
A4
Athlon
Sempron

メモリの容量

32G
16G
8G
4G
2G

ハードディスクの容量

2T(2000G)
1.5T(1500G)
1T(1000G)
750G
500G
320G

※高性能な物、容量が多い物から順に並んでいます。

企業で利用するPCのオススメ標準スペックは

弊社で実際にお客様に提案している構成は主に下記のようなものです。

一般的な事務処理用としてネット・メール・エクセル・ワード・パワーポイント等の利用をする場合。

CPU Core i5
メモリ 4G
ハードディスク 500G

この位のスペックを標準として頂き、予算に余裕が有ればメモリを8Gにしたり、CPUをCore i7に変更したりすると良いでしょう。負荷の掛かる作業はもちろん、起動やファイルの表示、WEBの表示もより早くなるので、さらに快適な作業が可能になります。

標準的なパソコンの導入で、一つ一つの動作が早くなり、作業効率が上がり、時間の短縮が出来きる事による節約効果は大きく継続的なものであると思います。

値段だけでパソコンを選ぶ前に、是非もう一度検討してみてください。